2015年10月21日アーカイブ

第一回目は、アデノシンという成分である。
何を隠そう、私が初めて使った育毛剤「アデノゲン」に入っていた成分である。
都合一ヶ月半使って、そのままフェードアウトしてしまったのだが、初めて使ったこともあり、書き留めておくべきだろうと、洗面台の奥から引っ張り出してきた。

アデノシンというのは、いわゆる育毛するために特別に作られた成分ではない。
細胞の中にある核酸の一種であるそうである。核酸というのはDNA、遺伝子の格納庫である。
こんなものが本当に効くのか?と一瞬思ってしまったが、最近では核酸のサプリメントも売っているくらいなので、まぁおかしなものではないだろう。

では、このアデノシンが髪にどのように効果があるのかというと、3つあるそうだ。
一つは、FGF-7という発毛促進因子というのが毛乳頭でたくさんできて、発毛し、さらに、髪の伸びる時期の延長、そして血流が活発になる。いずれにせよ髪の毛根に浸透することで髪の成長がうながされるのは確かなようだ。

このアデノシンの効果については、医療機関によるエビデンスもある。医者が薄毛、いわゆる男性型脱毛症の診療ガイドラインにアデノシンの有効性について紹介されている。
それによると、50人の投与で41人に軽度の改善、しかも太毛の割合も10%近く増加したそうだ。
ただ、問題点は半年使用したうえでの結果ということ。また、軽度の改善というのはちょっとだけ生えても改善ということになるので、すごくふさふさになるわけではないようだ。
現に男性型脱毛症ガイドラインの最後には

アデノシンの発毛効果に関しては,有効性を示す根拠は少ないものの,副作用が軽微な点も考慮し,外用療法の一つとして推奨することにする

と、根拠は少ないが、まぁ多少の改善もあるから使ってもいいよと微妙な書き方をしている。

ただ、このアデノシン、一つ盲点もあるようだ。それはカフェインの摂取によってその作用が抑制されるということ。カフェインといえばお茶、コーヒーなどたいてい飲むものには含まれているので、毎日この生活習慣には気をつけないと、アデノシンを塗布してもなにも効果がなくなってしまうということである。毎日水やジュースばかりで済ますわけには実際なかなかいかないのでこれはかなりのハードルだろう。ちなみの私はお茶を毎日飲むため、そのためアデノシンの効果がなかったのかもしれない。まぁその前に6ヶ月使ってないという理由もあるが...。

男性型脱毛症ガイドラインでの推奨度:C1(用いてもよい)
アデノシンが配合されている育毛剤:アデノゲン(資生堂)

ようこそ、我がサイトへ。
本サイトでは、極めてニッチなテーマ、育毛剤を扱う。
なぜ扱うとなったかといえば、そう、隊長である私自身がハゲているからだ。
写真をアップロードしたいところだが、見事なバーコードハゲなので流石に羞恥心が邪魔をして断念することにした。

このバーコードハゲを克服すべく、育毛剤を毎日使うことにして日々鍛錬の日々を送っているわけであるが、残念ながら顕著な効果をあげるまでには半年たった現在、至っていない。
毎日ヌリヌリしながらぽっかり空いた毛穴に実際これらの成分はどのように効いているのだろう?と日々思う。
というか、こんな液体塗って毛が生えるのか?とはんば自暴自棄になりそうである。

このいろいろな喪失感を少しでも取り戻すべく、育毛剤の成分について、より詳しく調べてみて、本当に効きそうな育毛剤はほんとうにあるのか改めて探ってみることにした。
このサイトは備忘録代わりに書き留めて置くものである。多数書くことはできないが、気長に書いていくつもりである。興味のある御仁はぜひ拝読してほしい。